S660用 t-racingオリジナル オイルクーラーキット
(CVT搭載車には取り付け出来ません。)
(追加メーターの有無でオイルブロックの付属パーツが変わります。ご注文の際に指定して下さい。)
オイルブロックは、追加メーターのセンサーを取り付けることが出来るタイプのアダプターか、プラグタイプを選択してください。(オプションで購入することも出来ます。¥1.500-x2)
オイルもれを防ぐために、Oリングは2枚仕様になっています。
サーモスタットタイプのオイルブロックは、油圧の低下などによってトラブルを起こす可能性があるのでサーモスタットレスタイプを選択しました。
オイルブロックがエンジンオイルパンに接触し取付出来ないためにスペーサーアダプターブロックを使用します。
これもそのままでは使用出来ないために、NC旋盤で精密加工しています。こちらもOリングダブルです。
ホースは耐久性・柔軟性に優れたナイロンメッシュホースを使用し、取り付け場所がマフラーフロントパイプに近いため、1100°まで対応しているサーモスリーブで保護しています。
ホースエンドはランマックス製を使用、矢印の部分は締め付けたあとでも稼働出来るようになっており、振動を吸収し無理がかからないようになっています。
クーラーコアは、ポルシェやフェラーリなどにも純正採用されている、セトラブ製を選択しました。
コアのサイズはスペースと取り付け角度を考慮し、横260ミリ・縦100ミリを選択しました。
アルミ製でフィンには真鍮コーティングしてあり、表面積を増やすためにマルチパスクーラー仕様になってあります。
導風板はアルミ製からFRP製に仕様変更しましたが、今までの3分割ではなく1枚ものになりました。
コアに効率よく走行風を導くために、純正のアンダーカバーは取り外して使用します。
コアステーは耐久性を考慮しスチール製で全て私が製作しています。
S660はエンジンオイルの油温が非常に高くなる傾向で、通勤やドライブで運転するだけでも100度をオーバーします。
サーキットを走るとなると、さらに油温は上がってしまい、メタルトラブルやタービンの損傷を起こしてしまう可能性があります。
エンジントラブルを未然に防ぐために、S660にとってオイルクーラーの取り付けは必要不可欠です。
当店のオイルクーラーキットと導風板を取り付けることにより、サーキット走行でも油温を最適に保つことができ、安心してスポーツ走行を楽しむことが出来ます。
普段乗りでも短期的に見ると、オイルクーラーの必要性は感じませんが、長期的に見てみると、タービンの経年劣化を防ぐためにもお勧めできるパーツです。